今月22日、長崎市に住む30代の男性が 有料サイトの料金未納を騙る手口で30万円分の電子マネー利用権をだまし取られる事件があり、警察がニセ電話詐欺として捜査しています。

警察によりますと、被害にあったのは長崎市に住む会社員の男性(30)で、今月22日男性の携帯電話に音声ガイダンスで「料金の未納により、法的措置があります」などと電話がありました。

男性がガイダンスに従い操作したところ、NTTファイナンスのフクシマと名乗る男から「登録されたサイトが料金未納です。支払わなかったら、あす、裁判の手続きに入ります」などと言われたということです。

これを信じた男性は、長崎市内の家電量販店で合計30万円分の電子マネーを購入。
ID番号を男に伝え、利用権をだまし取られたということです。

警察はニセ電話詐欺事件として捜査するとともに、心当たりのないメールや電話などには対応せず、警察や家族に相談するよう呼びかけています。