今シーズンJ2、7位でリーグ戦を終えたV・ファーレン長崎、チームを率いるカリーレ監督が、23日、報道陣の取材に応じました。
カリーレ監督の来シーズンの去就についてクラブから正式なリリースは、まだ出ていませんが、今シーズンの結果を踏まえたチームの今後の課題にも言及しました。

今シーズン勝ち点を65に伸ばしたものの、7位でプレーオフに進出できなかったV・ファーレン長崎。
この結果について就任2年目のカリーレ監督は「ディフェンスからのパス回しで ミスが多く、それが昨シーズンを超える失点の多さ(今季56点)につながった」と振り返りました。

V・ファーレン長崎 カリーレ監督:
「できなかった部分についてくやしさはある。“トレーニング改善”と”選手の判断でもっと動く姿勢”を見せたら 失点が減るんじゃないかと思います」

一方でオフェンス面では、今シーズンJ2得点王に輝いたフアンマと、松澤やジョップら若手選手の活躍を高く評価しました。

V・ファーレン長崎 カリーレ監督:
「フアンマも得点王になって彼の人生の中で一番活躍しているシーズンになったと思う。今シーズンは若手の活躍がかなりあったんじゃないかなと思います」

J1昇格という最大の目標には届かなかったものの「今後に向けて明るい材料も少なくなかった」と今シーズンを総括しました。

V・ファーレン長崎 カリーレ監督:
「機能した部分はたくさんあって、今季のチームには、良かったところも悪かったところもたくさんあると思います。若手を使えて、若手の成長があったっていうところはすごく良かったと思います」

カリーレ監督は、今季のチームについて──
オフェンスは 80~85点
ディフェンス 50~60点だったと評価していました。