長崎県五島市では、19日、海にみこしを投げ入れて豊漁などを祈願する秋の例大祭「沖祭り」が行われました。

豊漁や無病息災などの願いを丸石に書き込みます。

漁師:「(魚が)いっぱいとれますように」

五島市富江町黒瀬地区にある琴平神社の秋の例大祭「沖祭り」

公民館には朝早くから漁師らが集まり、石が入ったカゴに笹竹を挿し、網を表す御弊などの飾りをつけて「沖みこし」を作ります。

御座船にのせて、沖合の漁場へ。

海の神へのお供え物として投げ入れました。

黒瀬町内会長・本田 司 さん:
「大漁とか航海安全をね(祈願している)」

今年(2023年)は、他の地区の応援もあって、およそ20の漁船がパレードを行い、漁場には笛や太鼓の音が響きました。