長崎市の小学校で22日、野菜ソムリエプロを招いた特別授業が行われ、子どもたちが長崎特産の伝統野菜について学びました。

長崎大学教育学部附属小学校では、ふるさと教育の一環で、2年前から子どもたちが校内で長崎伝統野菜を栽培しています。

22日は、東京在住の野菜ソムリエプロ牛原琴愛さんを招いて、伝統野菜の上手な育て方や美味しく食べられる調理法などを学びました。

長崎大学教育学部付属小学校児童:
「これから伝統野菜を育てていく上でのコツってありますか?」
野菜ソムリエプロ 牛原琴愛さん:
「伝統野菜は手間がかかって数量が少ないので、私が一番大事だなと思うことは(育てるのを)やめたと言わないことなんです。みなさんがどうにかこうにか次の世代に引き継いで、これを絶やさずにやっていただくことが大切だと思います」
野菜のプロから直接話を聞くことができる貴重な機会、子どもたちはどんな料理と相性が良いかなど積極的に質問していました。

長崎大学教育学部付属小学校4年生児童:
「いろんな野菜の調理の仕方とか、これからのタイム(総合の時間)の授業の繋がりができたのかなと思ってよかったです」

長崎大学教育学部付属小学校4年生児童:
「油との相性がいいと教わったので、伝統野菜を使ったクッキーとかをバターなどを入れて作っていきたいと思います」
子どもたちが育てた伝統野菜は年内に収穫される予定で、今後レシピを考えて地域に発信したいとしています。