きょう11月8日は語呂合わせで「いい歯の日」です。
これに合わせて長崎市の大光寺でこの1年に抜けた歯を供養する『万歯供養』が行われました。

『万歯供養』は、歯の大切さを伝えようと、長崎市歯科医師会が1955年から毎年行っています。

8日は市内の歯科医院で、この1年に抜歯された永久歯や生え替わりで抜けた乳歯などおよそ3万5千本が供養され、4年ぶりに近くの慈光保育園の園児も参列しました。

乳歯が永久歯に生え変わる時期の園児も多く、子どもたちは「乳歯さん長い間お疲れさまでした。永久歯さんこれからもよろしくね」と感謝の言葉を述べました。

供養のあと園児たちは歯科衛生士から正しい歯の磨き方を教わりました。

長崎市歯科医師会の貝通丸 剛会長は「口の中の細菌を少なくすることによって虫歯が予防されるので、日々のブラッシングに注意してほしい」と話していました。

長崎市歯科医師会では虫歯や歯周病の予防のため、定期的な健診を呼びかけています。