2022年、観光などの目的で長崎県長崎市を訪れた人の数は404万人を超え、滞在中に使った観光消費額はおよそ1,037億円と、前の年を大幅に上回りました。

長崎市によりますと、2022年、観光などで長崎市を訪れた人の数は、404万8,800人で、前の年に比べて146万3,100人増加しました。

全国宿泊割引キャンペーンや新型コロナによる移動制限の緩和、西九州新幹線の開業などが影響したと見ています。

また、長崎滞在中に使った観光消費額は、およそ1,037億円で、前の年より422億円増えたものの、1,500億円近かったコロナ禍前の水準までには回復していません。

長崎市では、2023年から増えてきたインバウンド客の取り込みにさらに力を入れるほか、夜景など夜の観光を充実させて宿泊客を増やし、観光消費額の増加につなげたいとしています。