災害時の代替交通機関としての強みを発揮

利用者から対面乗換の不便さを指摘する声が多いのも実情ですが、一方、新幹線が自然災害に強いということも、最近の異常気象を受けた新幹線と在来線の運行状況の違いで一目瞭然です。

新幹線は『速達性』と『定時性』に優れたハードであり、財産です。
その時間的短縮効果を、どう西九州の観光消費や定住人口の増加に結び付けていくのか、開業効果があるといわれる1年を終える今、あらためて長崎県や佐賀県の各自治体や事業者の企画力と行動力が試されていると思います。