食肉の習慣がなかった江戸時代の日本で、例外的に牛肉を食べていた長崎の“出島”
この出島で、長崎和牛の『出島ばらいろ』を味わう観光ツアーが14日、行われました。

長崎市のブランド牛『出島ばらいろ』のもも肉は、脂肪が少なく、和牛本来の赤肉のうま味を楽しめます。

鎖国時代、海外と唯一交流を持っていた出島では、日本の中では例外的に、牛肉が食べられていて、牛を使ったレシピや骨が発見されています。

今回、大阪からフェリーを使い、食肉文化の起点である出島で長崎和牛を味わう2泊3日のツアーが開催され、関西方面から24人が参加しました。


長崎市では、農水産物を観光コンテンツの一つに取り入れたいと考えており、参加者は『出島ばらいろのポワレ』を楽しみました。

参加者:「おいしいよ。うん」

参加者:「ヘルシーな美味しさがあるので、ね、我々にはちょうど良いかなっと」

参加者:「おいしかったですよ。うん」

参加者:「女性はとくにおいしものに目がないから」

長崎市水産農林政策課 高岩 琢磨さん:
「今回『出島ばらいろ』を食べていただいて、おいしいなと思っていただいたら、ふるさと納税で『出島ばらいろ』を手に取っていただいたりとか、リピートで長崎に来ていただいたりとか。
ファンになっていただいた方が継続的に長崎と何かしらの関係性をもって、長崎のファンでいてくれたら良いなと思っています」

このツアーは、8月と9月にも1回ずつ予定されており、旅行会社では今後も継続できればとしています。