株式会社リンガーハット(本社:東京都品川区大崎)は、13日、1962年から61年間にわたり営業して来た創業1号店のとんかつ専門店「浜かつ」本店(長崎市鍛冶屋町)を、建物の老朽化のため7月30日で閉店すると発表しました。


※浜かつの表記は 正しくは「濵かつ」=さんずいへんの “まゆはま”

東京都品川区大崎に本社を置く 株式会社リンガーハットは、ちゃんぽんの専門店「長崎ちゃんぽん」を海外も含む574店舗展開するなどしています。
「とんかつ浜かつ」は外食産業・リンガーハットの事実上の祖業で、1962年7月22日、長崎市鍛冶屋町に約7坪のカウンターだけの店として開店しました。
閉店の理由についてリンガーハットでは「建物の老朽化で営業継続が難しいと判断した」としています。


長崎市民:
「寂しいかなと思います」
「家族で食べたり友達と食べたり二階に上がって…。長崎では(当時)ここぐらいしかなかったとんかつ屋。残念ですね」

「浜かつ」を経営するリンガーハットグループでは、本店閉店後も県内の他の店舗で地域に育ててもらった味を引き続き楽しんでほしいとしています。

リンガーハットでは、閉店にあたり、7月29日と30日の最後の2日間「61年間の感謝を込めて看板メニューを感謝価格で販売する」としていて、両日の先着200人には『特製の手ぬぐい』をプレゼントします。
『感謝祭』2023年7月29日(土)30日(日)の2日間
「浜かつ本店」のみ開催
●「ロースかつ御膳(120g)」を800円(税込み)
●「ヒレかつ御膳(135g)」を900円(税込み)
※感謝祭期間中は上記のみの販売