夏の高校野球 長崎大会2回戦
佐世保球場の第1試合では、長崎西高が今大会第1シードの大崎と対戦。
序盤は流れを奪い合う試合展開となりました。

1回戦を2桁得点で勝ち抜いた長崎西。
一方の大崎は、これが初戦。堅実な野球で甲子園を目指します。

先手を取ったのは大崎。
1回裏、フォアボールとデッドボールで出たランナーを2.3塁に進め、4番 宮原がライトへ大きな当たり。
これが犠牲フライとなり、大崎がノーヒットで一点を先行しました。
この回さらに1点を加え、2対0とします。

対する長崎西は、3回表1アウト2.3塁のチャンス。
こちらも4番が仕事をします。
大久保のあたりは、センターへの犠牲フライ。
2対1と1点差にします。

しかし、その裏大崎は、またしても4番 宮原。
再びライトへと飛んだあたりは、フェンスを越え2ランホームラン。
4対1と突き放します。

この試合、長崎西は再三のピンチを堅い守りで切り抜け、序盤は拮抗した試合展開となります。

試合を決めたのは、7回ウラの大崎の攻撃。
川原のホームランを皮切りに、大量4点を奪い、結局8対2で大崎が長崎西を破り、初戦突破です。

大崎高校 4番 宮原 大和選手:
「ホームランまでは行かないかと思いましたけど、風に乗って行ってくれたので、良かったです」

長崎西 坂田 凛太郎主将:
「結果としては負けてしまったんですけど、2年半ずっと頑張ってきた結果としては、よかったと思います。
大崎高校さんには必ず甲子園に行って活躍してほしいと思います」

敗れたものの思いを引き継ぎ、次の闘いへと挑みます。