福岡市は“習い事”に月1万円 長崎県も“お米券”に続く支援策を模索
こうした中、福岡市では、習い事費用を支援する取り組みが始まっています。

福岡市・高島宗一郎市長:
「生まれる環境に左右されることなく、子供たちの未来・可能性というものにつながるような事業になればと期待しています」

福岡市は去年7月から生活保護受給世帯などの小学5年生から中学3年生まで約8,000人の子供を対象に、習い事にかかる費用の助成をはじめました。
福岡市は、習い事にかかる月謝や教材費として使える電子クーポンを子供1人につき毎月1万円分支給。
クーポンは福岡市に登録された400以上の学習塾やスポーツ教室などで利用できます。
【住】長崎では、先月からお米券の申請受付が始まりましたね。

【平】はい。18歳以下の子育て世帯を対象に、子ども1人あたり4,400円分の県産米が購入できるお米券の申請受付が始まりました。
ただ、今回の長崎県での『お米券の取り組み』は一時的な支援で、福岡のサポートは“継続的な支援”という違いがあります。
単純な比較はできませんが、子育て世代のニーズに合う施策を導入することが大切だと思います。