国は4月5日から中国に対する水際対策を緩和

今後、新型コロナの水際対策緩和に伴い『中国からのクルーズ船』も長崎に入ってくると見られています。

免税品を扱う店では、こうした動きに期待感を示しています。

ドン・キホーテ 浜町店 平田 昌誉 副店長:
「これから中国のお客様が戻ってこられた際に “爆買い”に対応できるような店舗環境を整えていこうと思っています」

店では中国語や英語にも対応できるスタッフを新たに採用し、きめ細かなサービスを提供できるようにするほか、一般の買い物客と会計を分けるため免税専用のレジを増設し、インバウンド需要の取り込みに力を入れています。

ドン・キホーテ 浜町店 平田 昌誉 副店長:
「新たにこちらの方に免税専用レジを3台新設しております。
日本人のお客様のレジと免税対応のレジの “すみわけ”を行うことで、スムーズにお会計をして 全てのお客様に楽しくお買いものができる環境づくりに努めてまいります」

再び大きな経済効果をもたらすことが期待されるクルーズ客船──

国土交通省によりますと、台湾人や韓国人を中心とする観光客で、過去に1回以上日本を訪れた経験のある人は、最初に大都市を訪れているため、2度目は、地方を目的地とするケースが多いそうです。

国によって違う外国人観光客の消費動向を敏感に感じ取ることが、インバウンドの効果を大きくすることにつながりそうです。