妊娠中の女性や10歳前後の子どもを育てるお母さんに寄り添い、出産や育児をサポートしている人がいます。
諫早市在住の中村 綾さんは、"ベビーマッサージ"など、子育てや子どもに関係する8つの民間資格を取得しています。


中村 綾さん「今日は、試験前チェックということで」

諫早市在住の中村 綾さんです。この日は、小学生と幼稚園生の子どもを育てる母親に、赤ちゃんのスキンケアに関する資格を取得するための教室を開いていました。


中村 綾さん「皮膚トラブルが起こりやすい肌なので、なんで保湿が必要?」
(生徒)山口 幸恵さん「しっかり保湿してあげることで…バリア機能を高める?適切な保湿剤を使ってしっかりと保湿をしてあげることで、肌のバリア機能を高めてあげる」

(生徒)山口幸恵さん「自分の子どもが肌トラブルで悩んでたので、勉強して自分の子どもにも活かしたいし、教室を開いて、他のお母さんにも伝えていきたいなと。教室は、子供と一緒に学べるので楽しいです」

中村さんは、下は3才から上は中学生の4人の子どもを育てる母親です。
6年前、看護師を退職。子育て中の母親をサポートする仕事を選びました。
育児に関する民間資格を複数、取得し、長崎県内で教室を開いています。

中村 綾さん「看護師もやりがいのある仕事で、すごく楽しく働かせてもらっていたんですけど、今は子どもたちとの時間を優先したいなと思ったので、私はこの働き方を選びました」

「こんにちはー。よろしくお願いします」

この日は、新型コロナをきっかけに需要が高まっているという出張ベビーマッサージ教室です。


中村さん「離乳食が始まると便秘になりやすいお子さんもいらっしゃるので、消化と吸収の働きを助ける様なマッサージもちょっとだけやっていきましょう」

「たいちゃん~、あんよ」
泰志くんもお母さんに触れられて、落ち着いている様子です。
「くるくるポーン」

ベビーマッサージのあと、中村さんは休む暇もなく大きなレフ板を取り出しました。
家がフォトスタジオに早変わりです。

中村さん「出来るだけ機材を少なくして赤ちゃんもママも緊張しないでいい様に」

「いないいないぱっ」


親子の大切な時間その一瞬一瞬が宝物になります。


中村さん「かわいくないですか? かわいい」
(2児の母親)熊 真菜美さん「子どもも自分の家だから落ち着いた環境で、慣れた所で出来るので(子どもが)すごく安心できていると思います」

熊さん「仕事4月から始めて毎日バタバタだったんですけど、久しぶりにこうやって裸の姿で触れ合えて子どももすごく嬉しそうだったので。ゆっくり笑顔を見られる時間もないくらい忙しいので、私も癒されたし、子どもも喜んでくれたと思います」


中村さん「おもちゃを使っちゃうと、おもちゃで笑っちゃう感じになるので。いつもの赤ちゃんとママを残したいので、親子のコミュニケーションの根っこの部分を使いながら撮影しています」

中村さんが大切にしているのは親子の触れ合いです。

子育てが楽しいと思える瞬間が増えていきます。

(子育ては楽しい?)
中村さん「思いっきり楽しんでます。今まで自信なかったな、と思ってたんですけど。自分が学んだ分、すごく楽しいなって。一人ひとりにあった子育ての楽しみ方を提供できればと思っています」

看護師の仕事はやりがいもあり、楽しかったけれど、子どもたちとの時間ももっと作りたいと考えて、いまの仕事を選びました。
自分自身が"仕事と子育ての両立"という葛藤を経験した中村さんだからこそ、悩みを抱える母親に寄り添うサポートができるのかもしれません。