「あの日のことを記憶から消したい」被害女性の思い
裁判では、被害女性の意見陳述が行われ、女性のコメントが読み上げられました。
「被害を受けてから、怖くて夜に出歩くことができなくなった。昼間も後ろに人がいるのではとビクビクしてしまう。寝ると被害を思い出すので、真っ暗な部屋にいたくない。私はあの日のことを記憶から消したい。なぜ自分が被害にあわなければいけなかったのか。許すことはできない。厳しい処罰をお願いします」
争点は量刑

今回の裁判では起訴事実に争いはなく、量刑が争点となっています。
検察側は、男の量刑を決めるにあたり、
(1)計画的な犯行で、強固な犯意に基づく執拗かつ極めて卑劣で危険な犯行であること
(2)動機は極めて身勝手かつ短絡的で悪質であること
(3)被害結果は重大であることの3点を上げ、
拘禁刑12年を求刑しました。
これに対して、弁護側は、被告には精神疾患がある点や、犯行時にナイフなどを使っておらず、女性のけがが加療3日と比較的軽かったこと、男が自身の行為に深く反省していることなどから、5年以下の拘禁刑が妥当だと訴えました。
判決は6月12日
裁判の最後に、男は、「身勝手な気持ちで未成年に手を出して申し訳ない」と述べ、被害女性や家族、会社の同僚らへの謝罪の言葉を繰り返しました。

判決は、今月12日に言い渡されます。








