子どもの体調が悪いとき、緊張や不安を和らげてくれるツールの一つが医療機関の待合室にある「絵本」です。長崎市のやなぎクリニックでは、どのような絵本が子どもたちに選ばれているのでしょうか。

栁 忠宏先生が、クリニックで今いちばん人気を集める意外な本や、大人も一緒に楽しめる年齢別のおすすめ絵本を語りました。

診察室まで持っていく!待合室で「不動の人気」を誇る意外なジャンル

やなぎクリニックの待合室には何十冊もの絵本が用意されていますが、栁先生が「去年から、もう本当、診察室の中まで握りしめて持ってくるのがいちばん多い」と明かすのは、なんと『都市伝説』の絵本です。

「コックリさん」や「トイレの花子さん」といったお話が載っており、3歳頃から小学生まで幅広い年齢層の子どもたちが夢中になっています。大人が見ると少し笑ってしまうような内容ですが、子どもたちにとっては「ちょっと怖いんだけど、ちょっと見てみたい」という強いインパクトがあるようです。

あまりの人気に、本はあっという間にボロボロになり、栁先生がときどき棚の端の方に隠しても、必ず誰かが見つけて診察室へ持って入ってくるほど人気の本となっています。