【事例2】:約束を破られ、思い出までゴミに

亡父宅の不用品処分を依頼。「大切な書類などは残しておく」と約束していたにもかかわらず、アルバムや電話機まで勝手に処分された。苦情を言っても「すでに処理場に運んだので取り戻せない」と言われた。(60歳代)
トラブルを避けるために

遺品整理は単なる不用品処分とは異なり、故人との思い出を整理する大切な時間です。
トラブルを未然に防ぐため、
▶複数社から見積もりを取る
▶口約束ではなく見積書をもらう
▶自治体の「許可」を持った業者かチェックする
などが大切です。
「トラック詰め放題」でも無許可のおそれも
家庭から出る不用品(一般廃棄物)を回収・運搬するには、「一般廃棄物処理業の許可」が必要です(または市町村からの委託)。
ネット広告で「トラック詰め放題」などと宣伝していても、無許可の業者である可能性があります。無許可業者に依頼すると、高額請求トラブルだけでなく、不法投棄に加担してしまう恐れもあります。
困ったときはお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。消費者ホットライン「188(いやや!)」で繋がることができます。








