祖父母が40年前に建てた3世代住宅を改装したホテルが今年春、長崎市の繁華街の近くにオープンしました。
25歳の女性がオーナーのhotel&cafe ksnowki(クスノキ)は1日限定3組で、インスタグラムなどで知った若い女性を中心に今、人気を集めています。
福岡生まれの孫が、なぜこの地を選んだのか?人気の秘密は──
■ やばい…めちゃめちゃ おしゃれじゃん

25歳の松尾 綾さんがオーナーを務める長崎市油屋町の hotel&cafe ksnowki(クスノキ)です。

フロントでゲストを迎える松尾 綾さん(25):
「こんにちは~お車大丈夫でしたか?」
宿泊客:「ありがとうございました」

コンクリート造りの“4階建てのこのホテル”が、いま若い人を中心に人気を集めています。

名古屋からの宿泊客:
「インスタで私が検索してて…素敵だな~って思って決めました!」

部屋に通され、宿泊客は大興奮です。
宿泊客:「おー!やばい!めちゃめちゃおしゃれじゃん」「すごい」

客室は2階から4階にそれぞれ1部屋あり、宿泊できるのは “1日3組限定” です。
■ 月に見惚れる部屋…窓の向こうには“坂の街・長崎”の風景

2人が泊まる最も広い 3階フロアは “背伸びして深呼吸する部屋” と名付けられています。

他の部屋は──?

松尾 綾さん:「こちらの4階が “月に見惚れる部屋” となります」

松尾 綾さん:
「ここから見える景色が、長崎ならではの“坂に沢山の家” が並んでいて、夜になると “夜景が楽しめる部屋”ということで…“月に見惚れる部屋”というふうに名付けています」

2階は、籠りながら、ゆったりと日々を振り返って欲しいという思いから “何気ないを愉しむ部屋” と名付けました。


白を基調とした内装に、木や籐で作られた家具が、部屋を暖かく包み込んでいます。
松尾さんが浜辺で拾ってきたという流木も──

松尾 綾さん:
「自然にあるものっていうのを部屋の中に取り入れることで、いろいろ囚われている心の状態から解放できればいいなと思って」
久富 美海アナ:「見つけるの大変でした?」

松尾 綾さん:
「いや、これは…なんかもう宝さがしみたいな感じで」