家の軒先で育てていたメダカおよそ200匹を盗んだとして、40代の露天商の男が窃盗容疑で逮捕されました。

逮捕されたのは、長崎県南島原市布津町に住む露天商の男(48)です。

警察の調べによりますと、男はことし8月8日午後9時40分頃、南島原市内の家の敷地内で、60代の住民が軒先に置いた鉢の中で育てていたメダカおよそ200匹(時価合計20万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

被害者からの届け出を受けた警察では、防犯カメラの映像に男がメダカを網ですくう様子が写っていたことなどから犯行が明らかになったとして20日午前、窃盗容疑で逮捕しました。

犯行時の様子を写したとみられる防犯カメラには、帽子をかぶったTシャツ姿の男が、手に網を持ってメダカがいる容器に近づく様子、手に持った網で何かを救う様子などが記録されています。

調べに対し、逮捕された男は容疑を認めており、「売るつもりだった」など話しているということです。

南島原市内ではメダカが盗まれる被害が他にも確認されており、警察では余罪についても調べを進めています。