気象庁によると、日本列島の南岸に前線が停滞するため、九州南部や南西諸島、伊豆諸島では22日(水)にかけて大雨に警戒が必要です 。一方、北日本には寒気が流れ込むため、北海道では平地でも雪が積もる所がある見込みです 。

九州・沖縄・伊豆諸島は「非常に激しい雨」に警戒

22日にかけて、東シナ海から日本の南岸にのびる前線が停滞する見込みです 。また、沖縄地方は台風24号 の周辺や高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響を受けます 。

これらの影響で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った「激しい雨」や「非常に激しい雨」が降り、大雨となる所があるでしょう 。

20日朝6時からの24時間予想雨量は、多い所で九州南部で120ミリ、奄美・沖縄地方で100ミリとなっています 。

22日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意してください 。

北海道は平地で「積雪」 交通障害に注意

北日本では、20日夜にかけて上空に寒気を伴った気圧の谷が通過します 。21日(火)のはじめにかけては、北海道太平洋側まで下層寒気が南下するため、平地でも雪が降り、積雪となる所がある見込みです 。

落雷や突風、ひょう、急な強い雨に加え、積雪や路面凍結による交通障害にも注意が必要です 。