いまは消えた町名 新橋町の歴史と誇り

昭和41年(1966年)に、現在の諏訪町に統合された「新橋町」。かつては長崎に輸入された毛皮を扱っていました。今は、およそ70世帯が暮らす小さな町です。

中島川にかかる東新橋のそばで、自治会長の本馬さんは代々、酒店を営んでいます。

新橋町 本馬健三自治会長:
「新橋町(の旧町名)が使えるのは、くんちの時、精霊流しの時、あと花見に行く時、そういう時につないで、何とかやってきた感じです」

今回のくんちでは、「本踊」を奉納していた金屋町が「奉納できる人数が揃わない」として、出場を辞退しました。

新橋町 本馬健三自治会長:
「もし出なかったら、7年後も無理かなという気持ちの方が先にいっちゃいます。うちの町内のキーワードは”繋ぐ”ですから。私たちは先輩から色々習ってそれを継いでいくという感じでね」