受け入れがたい 父親は姿見せず
母親は今後について「主人は受け入れがたいと言っているが、私は別居してでも離婚してでも一緒に住むつもりだ。見捨てることはできない」などと一緒に更生の道を模索していく決意を語りました。
男は慰謝料の一部として女性に50万円を賠償しており「お酒は完全にたつ」としたほか、性犯罪再発防止プログラムに今後参加する意志を語りました。
検察側は、被告が過去の事件同様、飲酒の上でわいせつ行為をしたことを強く指摘し再犯の可能性があるとしたほか、「動機にも経緯にも汲むべき事情はなく、刑事責任は極めて重い」として、拘禁刑2年6カ月を求めました。
弁護側は「暴行や脅迫を用いておらず悪質性は低い。性犯罪再発防止プログラムに取り組む姿勢をみせており母親が同居して監督すると誓っている」などとして保護観察付きの執行猶予判決を求めました。判決は10月に言い渡されます。