2019年にも全く同じ状況で

被告の男は、2019年にも飲酒した状態で路上を歩いていた女性に抱きつくなどのわいせつな行為をした強制わいせつ罪で2023年に執行猶予付きの有罪判決を受けていました。

検察官は2019年の事件の公判の中で、男が「二度と飲酒をしない、二度と犯罪を犯さない」と約束していたことを明らかにし、前回の事件も飲酒が絡んでいたことを踏まえ断酒を徹底すべきだったのではないか?と質問しました。

これに対し男は「おっしゃる通りです」と肩を落としてこたえ、前回の事件の3年後くらいから仕事のストレスや不眠症状で少しずつ飲むようになったと述べました。

被告の男:
「量を飲み過ぎると記憶が飛ぶことがあるのであまり飲まないようにしていた」
「その日は断ってもかなり進められて飲んでしまった」
「お酒に酔っていて欲望にあらがえなかった」
「お酒に酔うと、抑えていた欲望が抑えられなくなる。私が完全に悪いのですがそういったことがある」