7月に長崎県内で倒産した企業の数は6件で、負債総額は7億を超え件数・負債総額ともに前の月を上回りました。

帝国データバンク長崎支店によりますと、7月に1千万円以上の負債を抱えて倒産した長崎県内企業は前月より2件多い6件で、このうち3件は負債額が1億円以上となっています。

負債総額は前月より6億8500万円多い7億4600万円で、7月しては過去10年間で2番目に多い額となっています。倒産の主な原因はすべて「販売不振」でした。

帝国データバンク長崎支店は今後の見通しとして「物価高騰や人材不足により今後、中小零細企業では事業継続が困難となり倒産にいたるケースが増加するのではないか」としています。