デジタル技術を用いてビジネスの仕組みなどを変革するDXに取り組む企業を表彰する「日本DX大賞」の優秀賞を受賞した佐世保市の企業が、19日に佐世保市長を表敬訪問しました。

佐世保市長に受賞を報告したのは、自動車学校や観光などの事業を手掛ける株式会社ヒューマングループの代表らです。

ヒューマングループは先月発表された「日本DX大賞」の業務変革部門で県内企業では初となる優秀賞を受賞しました。

ヒューマングループ・内海梨恵子代表取締役「今までだったら、もうすぐ提出ですよとか締め切りになってますよっていうのを人間がチャットとかでお知らせをしていたんですが、それをもう全部自動で」

今回、基幹システムを再構築し勤怠やタスクの確認など様々な業務を一つのシステムで管理できるようにしたことで、業務の効率化に加えて営業利益の向上や離職率の低下に繋がった点が評価されました。

ヒューマングループ・内海梨恵子代表取締役「私たちの困りごとは全中小企業の困りごとだなと。佐世保だけに留まらず色んな中小企業の皆様のお役に立てるような、そういった商品開発であったり、PRをしっかりしていって進化していきたい」

ヒューマングループは、開発したシステムを人材不足や高齢化に悩む企業の課題解決に役立てたいとしています。