長崎県壱岐市では、8月の1か月間に降る雨の量を超すような記録的な豪雨となっています。長崎県内では11日朝にかけて線状降水帯が発生し大雨災害が発生するおそれがあるとして気象台が厳重な警戒を呼びかけています。
大気の状態が非常に不安定となった10日、壱岐市では時間雨量80ミリを超える猛烈な雨が降りました。
8日の降り始めからの雨量は壱岐市で367ミリ、対馬市で165.5ミリなどとなっていて、壱岐市では10日午後6現在、市内全域に避難指示が出されています。

また、11日午後6時までの24時間降水量は北部で150ミリ、県内のその他の地域で120ミリと予想されています。

気象台は11日の朝にかけて線状降水帯が発生する可能性もあるとして、引き続き、土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。