小型無人機・ドローンが、実社会でどのように活用されているのか学ぶ実践授業が、21日、長崎県佐世保市の工業高校で行われました。


受講したのは今月、ドローン操縦士の資格を取得した鹿町工業高校の3年生5人です。


特別講師の県職員(林業課):
「“空中写真を使った測量”についてやってもらおうと思っています」


講師となったのは、普段から業務でドローンを操縦している県・林業課の職員で、今回はドローンを使った森林の測量法や3D(スリーディー)=立体画像を作る方法などを伝えました。


実習の場所は佐世保市小佐々町の冷水岳です。
生徒たちはこれまで学校でしかドローンを飛ばしたことがなく、実社会で業務につながるフライトは今回が初めてです。


学生「離陸します」

(浮き上がるドローン “ブイーン”)

横田 優人さん(機械科 3年):
「私たちが普段ドローンを使う時というのは、グラウンドでいつもやっているので、新しい場所で自分たちがやってきたことを実践できるのが、とても楽しかったです」

平田 悠馬さん(機械科 3年):
「私自身、就職が発電所になると思います。『修理などの際にドローンを使う』と聞いているので、今後、学んだことを生かしていけたらいいなと思っています」


授業の一環で『ドローンの操縦ライセンス』が取得できる鹿町工業。
来年は土木など他の分野でも実践授業を行いたい考えです。