20日、長崎県諫早市の本明川で、日本屈指の頭脳を誇る『東京大学』と『京都大学』がボート競技で“青い火花”を散らしました。


ダークブルーの京都大学。

京都大学体育会 ボート部 小幡 優介クルーキャプテン(工学部1年):
「京都大学の名に懸けて勝ちたいと思います」

ライトブルーの東京大学。

東京大学運動会 漕艇部 加藤 聡太クルーキャプテン(法学部2年):
「東大の意地とプライドを懸けて絶対に負けないように頑張りたいと思います」

決戦の地は長崎県諫早市の本明川──


スクールカラーがともに青である“東大”と“京大”の対抗戦──
通称=双青戦(そうせいせん)が繰り広げられました。


種目は『レガッタ』と呼ばれるオールを使って漕ぐボート競技です。


東大運動会 漕艇部OB:
「40年(長崎に)いますけど、初めて(地元で)見られるので、こんなことが長崎で見られるとは思っていなかったので大変嬉しいです。」


東京大学 OB応援団: 掛け声「×××× アイン ツヴァイ ドライ!」
(記者)「どういう意味があるんですか?」
応援団:「全然分からないです。伝統、伝統!」


本明川ボートコースが先月、直線距離で5,000メートルを確保できるとして、日本オリンピック委員会(JOC)の強化センターに認定されたことを記念して開かれました。


両校の卒業生らも駆けつける中、“知性派アスリート”がぶつかる 熱き闘いです。

1,000メートルの速さを競った男子のレースでは東大が京大を破りました。
また、男子のレースの前には女子のレースが行われ、こちらは京都大学が勝利しました。