プラスチックごみを再資源化する処理施設が長崎市に新設されることになり、関係者らが18日、工事の安全を祈願しました。

長崎市神ノ島に建設されるのは、従来燃やしていたプラスチックごみを回収し、再資源化までを行う屋内型リサイクル工場です。長崎市内でリサイクル事業を行う4社が立ち上げたNLOOPが工場を新設することになり、18日の地鎮祭では関係者らが工事の安全を祈願しました。工場ができることで二酸化炭素の排出を実質ゼロとする「ゼロカーボン」にもつながると期待されています。

NLOOP 海野泰兵代表取締役
「廃棄物として捨てていたものを資源物として捉えて出してもらうことで、それを集めてリサイクルするような施設です。(長崎市以外の)他の地域とも連携して、ひとつの輪となってリサイクルを進めていければいいかなと思っています。」

長崎市 資源循環課 東亮課長
「プラスチック製品の方もしっかりリサイクルをするということでCO2の排出量の削減、地域内の資源循環に取り組んでいきたい。」

このリサイクル工場は来月から工事が始まり、12月に完成予定で、来年4月からの稼働を目指しています。