今月19日と31日の「土用の丑の日」を前にうなぎ料理が名物の諫早市で「うなぎ供養」が行われました。

秘伝のタレをかけて香ばしく焼き、お湯が入った二重底の器で身も皮もふっくらと蒸し上げる諫早名物の「楽焼うなぎ」です。

地元の専門店で作る「振興会」は毎年この時期、うなぎに感謝し、商売繁盛を願う「うなぎ供養」を行っています。供養のあと、参加者はかつて多くのうなぎが獲れたといわれる市内の本明川にうなぎを放流しました。

(諫早うなぎ料理振興会 北御門孝廣 会長)
「元気の源だと思っていますので、みなさんにもこの暑い夏こそうなぎ料理を食べて楽しんでいただきたいと思っています。」

振興会によりますとことしは、うなぎの稚魚が豊漁で市内の専門店では、例年通りの価格で料理を提供できる見通しだということです。