鈴木長崎市長は、15日の定例記者会見で、来月9日の平和祈念式典に過去最多となる国や地域が参列する見通しであると明らかにしました。
鈴木史朗長崎市長「過去最多となる見込みでございます」
鈴木市長によりますと、今年の平和祈念式典には107の国・地域とEU代表部が参列する見通しだということです。
長崎市は今年「すべての分断を乗り越え、あらゆる国の代表が集まる式典にしたい」と4年ぶりに全ての駐日大使を招請。
不測の事態発生の懸念から3年間招いてこなかったロシアとベラルーシに加え、去年招かなかったイスラエルと、それに反発したG7の国々には招請状を直接手渡し、式典の意義を説明したということです。
鈴木史朗長崎市長「過去最多の参加の見込みであるということ、これは我々長崎の思いが通じたものがあるのではないかと思っております。各国の皆さんと心を合わせられるようしっかりと式典の準備を進めていきたい」
この他、市は、日本に大使館などがなくても国連に代表部がある北朝鮮など38か国に初めて「案内状」を送りましたがいずれからも返答はないということです。