アメリカのトランプ大統領はイランの核施設3か所に対してアメリカ軍が攻撃を行ったと発表しました。この攻撃に対し、長崎の被爆者からは怒りの声があがっています。

アメリカ軍がイランの核施設3か所に攻撃したことに対し長崎県被爆者手帳友の会の朝長万左男会長は「とうとうここまできたかと思う。ステージが1つも2つもあがった感じがする。核兵器保有への威嚇というジェスチャーかもしれないが、とにかく紛争を対話で早く解決して欲しい。」と話しました。

また、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、「核を使うことは絶対に許せない。核施設を攻撃するということは、核兵器を使うことと同意義だと思う。結果的に放射線を広げることになる。被爆地の願いと逆行して、色んな危険が広がっている。話し合いの場でテーブルにつかせる努力をもっと慎重にやらないと。」と批判しました。