ことし1月から3月までの長崎県内の宿泊者数は、前の年の同じ時期と比べ、9万人以上増加しました。

長崎県の観光動向調査によりますと、ことし1月から3月までに、県内189の主な宿泊施設を利用した人の数は およそ140万6000人で、前の年の同じ時期と比べ 9万2千人増加しました。

県は要因として、長崎スタジアムシティの開業による県外からのスポーツ観戦者の増加や、長崎ーソウル線の運航再開などを挙げています。

一方で、県内29の主な観光施設の利用者は 120万6千人で、前の年の同じ時期と比べ 1万6千人減少しました。開館50周年を迎えたグラバー園や、長崎原爆資料館は来場者が前年を上回りましたが、県は1月から2月にかけての強い寒気の影響などで多くの施設では利用が伸び悩んだと分析しています。