スタジオに今季34試合に出場した長崎出身の鍬先 祐弥 選手を迎えて、チームや自身の活躍を振りかえってもらいました。

岸 竜之介アナウンサー(以下 岸) :
クラブ内で 1・2を争う甘いマスクをお持ちです──
V・ファーレン長崎のMF、背番号6番 鍬先 祐弥 選手です。よろしくお願いします。
鍬先 祐弥 選手(以下 鍬) : よろしくお願いします。
岸 : ナイススマイルありがとうございます。
鍬 : ありがとうございます。

岸 : 鍬先選手は長崎市出身の24歳(山里小→長崎南山中→東福岡高→早稲田大)。昨シーズン2021年、加入しました。ルーキーイヤーからチームの中心選手として活躍。今シーズンも34試合に出場し、チームに欠かせない選手の一人です。
■ 2022シーズン当初は勢いに乗れず

鍬 : 今年も J 1昇格という目標があったなかで、それを達成できなかったので、すごく悔しいシーズンとなりました。
岸 : シーズン終わった今も練習は続けていらっしゃるんですね?
鍬 : そうです。
岸 : 練習の最中に来ていただきましてありがとうございます。
岸 : 鍬先選手と2022シーズンを振り返ります──

開幕戦を1対1の引き分けでスタートしたあと、少しつまづきます。6試合で1勝1分け4敗。ちょっと想定外でしたね?
鍬 : そうですね。
岸 : どんなところが足りなかったと感じてますか?
鍬 : 決めるところで決めきれなかったり、逆に相手にそれをされてしまったりで、勢いに乗れなかったかなと思います。
■ 2か月間で11戦負けなし 27節では決勝Gを
岸 : ただ力はあるチームです。徐々に巻き返します。22節では鍬先選手がゴールをアシスト。そんな中、カリーレ監督が7月に就任。5月29日の19節から7月30日の29節まで2か月間負けなし『11戦無敗』でした。
そして27節の町田戦。鍬先選手が今シーズンで一番印象に残っているという試合です──
左サイドからのゴールが生まれました。
後半44分の決勝ゴール。いい表情をしていました。決めた瞬間、どんな気持ちでしたか?
鍬 : 試合終盤だったので、すごく嬉しかったです。
岸 : みんなに祝福されてました。絶妙な所に決めましたが、これはゴールを狙っていたのか?クロスあげていたのか?どっちですか?
鍬 : これは、キーパーが一歩前に出ていたので、ゴールを狙いました。
岸 : あれ?中継を見ていたんですが、この時のヒーローインタビューでは『クロスです』とおっしゃってました…
鍬 : いや…ちょっと覚えてないですね(笑)
岸 : 狙いましたもんね!ナイスゴールです。