韓国の窃盗団によって、長崎県対馬の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像が、12日午前、12年半ぶりに寺に戻りました。
長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」は、2012年に対馬市の観音寺から盗まれ韓国に持ち込まれました。

その後、所有権を主張する韓国の寺が起こした裁判を経て、2023年に観音寺に返還されることが決まり、10日、日本側に引き渡されていました。
仏像は10日午前の船便で対馬に到着ー。午後には観音寺で寺の関係者らによる法要が行われる予定です。今後、仏像は寺ではなく対馬博物館で保管されることになっています。