長崎県対馬市の夫婦が長年育てている「芝桜」が、ことしも見ごろを迎えています。

長崎県対馬市厳原町の豆酘地区に咲く「芝桜」は、地元の小森さん夫婦が耕作放棄地だった場所で15年ほど前から少しずつ育ててきたものです。
雨不足の影響で、ことしの見頃は例年より半月ほど遅くなり、今がちょうど見頃。山の斜面を鮮やかなピンク色に染めています。

多い日には100人ほどの花見客が訪れるということで、芝桜を育てる小森午朗さんは「みなさんが楽しみにしてくれるのでその力をもらって今日までやってこられた」と話していました。夫婦で育て、住民に愛される手作りの芝桜庭園です。