左足がびりびりしびれて…
2月24日午前8時30分 いよいよ局所麻酔スタート。
無痛分娩での硬膜外麻酔は、子宮口が4cm以上開いたタイミングで開始される。妊婦は分娩台に横になり、背中を丸く曲げる。背中を消毒、局所麻酔を行い、硬膜外腔に細いチューブを入れる。
30代女性 第2子を無痛分娩:
「痛い!!局所麻酔の時には、背中がビリビリチリチリとしながら一部の感覚がなくなり、歯医者の麻酔の感覚でした(※女性の個人的感想)。その後チューブが入れられて麻酔投与開始。左足がビリビリッとしびれて、麻痺したことに、かなり驚いて怖くなりました。神経系を触ると、自分の意思とは無関係に体が動くし…」
女性の場合、開始数分後に、医師が「氷」を使って麻酔がかかっているかをチェックした。手の甲で冷たいと感じた感覚が、左足では全く感じず、右足では2割ほど冷たいと感じたという。このまま陣痛促進剤を点滴で随時投与しながら、子宮口が全開(10cm)になるのを待った。
この間、女性は赤ちゃんの心音モニターを見ながら、助産師さんと談笑したり、「もうすぐ生まれるよ~」と家族に携帯で連絡を入れたり、痛みは感じることなく、リラックスして過ごしていた。この時まではー。