謎に包まれた五島焼

「これが五島焼です」
五島焼は、江戸時代に五島で作られていた磁器のことです。どうやって作っていたのか?主な用途はなんだったのか?伝えられないまま、もう150年歴史が途絶えています。その五島焼を、武田さんは復活させようとしているのです。

陶芸作家 武田朋己さん:
「途絶えてしまった五島焼の歴史をつなぎたいという思いで五島に移住したので。今までだったら当たらないような色んな壁にぶち当たると思ういますが、その時の発見が自分の作家としての感性にも絶対良い影響を与えると思っています」

ミステリーを紐解く

ゼロから始める「五島焼」復活への挑戦。武田さんは図書館などで資料を読み、まずは「知る」ことからスタートしています。

陶芸作家 武田朋己さん:
「輸出用に作られたわけじゃないことだけはわかってるんですけど…。島内でどう流通してたのか、誰のために作られたのかはまだまだミステリーに包まれた焼き物。そこにすごくロマンを感じます」