私は何の役にも立たない

その後も律子さんの病状は回復せず、入退院を繰り返す生活でした。中学校には1学期しか行くことができませんでした。

横山照子さん(83):
「『私は何の役にも立たない。だからもう生きている価値がない。…死にたい…』と言うんです。『とにかく少しでも良くなるようにみんなで頑張るから、あなたも頑張ろうよ』ということで、一晩中かかって説得しました…」