「端島」への思い

「元々は僕は軍艦島と言っていた人間だったのですが、それこそ劇中の中で玲央が『軍艦島』と言って、宮本さん演じるいづみさんが、『いや、端島』となおしていく。実際住んでいる方、よく知っている方は『軍艦島ではなくて端島だ』という思いがあるのかなと」

「僕は両方の立場の役を演じたんですけど、僕の中で鉄平の印象がすごく強かったので、セリフの中でも『端島、端島』、最初から『帰ったぞー!端島!』が始まりだったので、癖のように『端島』と出てきちゃいますね」

準グランプリ!

ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」が開催する、1年で最も地域を盛り上げた作品とその地域を表彰する「ロケーションジャパン大賞」。その準グランプリに、『海に眠るダイヤモンド』×長崎県、長崎県長崎市が選ばれたことが20日発表された。

俳優 神木隆之介さん:
「野母崎にも行かせて頂いて、実際の地名もセリフの中でありますし、ツアーの皆様も、ヘルメットかぶって端島に上陸させていただいたことも、中華屋さんも、色んな街中でも撮影させて頂いて、塚原さんやカメラマンの関さんも、僕らメインというよりは、風景の中に僕らがいる絵を意識されていたと思います」

「玲央といづみさんが長崎に来ている間は、人だけと言うより、おっきい引きで大自然があって、後ろに端島があって、その中で2人が生きているという絵を意識されていたと思うので。それが自分で見ていても素敵でしたし、まださっき聞いた情報なので、どういう所が評価されて準グランプリかは分からないのですが、そういう所があいまって、結果に結びついたのかなと思います。監督、カメラマン、ロケハンチームすごいなと思います!」