長崎の端島(軍艦島)を舞台にしたドラマ「海に眠るダイヤモンド」が、第122回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞で、最優秀作品賞など5部門を受賞しました。
ドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを対象に、読者、審査員、TV記者の投票によって選ばれる賞です。
「海に眠るダイヤモンド」は、全8部門のうち最優秀作品賞、主演男優賞(神木隆之介さん)、助演女優賞(杉咲花さん)、監督賞(塚原あゆ子さん、福田亮介さん、林啓史さん、府川亮介さん)、ドラマソング賞(ねっこ/King Gnu)を獲得し5冠に輝きました。
主演を務めた俳優の神木隆之介さんは20日、長崎市の鈴木市長を表敬訪問、市長からはドラマにちなんだ記念品が贈られました。以下は20日に配信した、市役所訪問の記事の再掲です。

20日午後、長崎市役所を訪れた俳優の神木隆之介さん。去年10月~12月に放送された日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で、端島で生まれ育った主人公の荒木鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央の2役を演じ、戦後の復興期から高度経済成長時代、そして現代までの時を超えた愛と友情、そして希望を描く物語を紡ぎました。
ドラマの放送を終え、改めて島に上陸した神木さんは―。

俳優 神木隆之介さん:
「ドラマをやっている時に上陸した気持ちと、またドラマが終わってドラマの形がすべて見えた状態でもう1回上がらせていただいたのがすごく感動。やはり誰かの思いと思い入れとそこに人生があったんだなって」