金銭目的の犯罪が増える傾向にある年末を前に、長崎県諫早市では27日コンビニ強盗を想定した防犯訓練が行われました。

休業中のコンビニエンスストアで行われた27日の訓練は、犯人役の警察官が刃物で店員を脅し、売上金を奪って逃げたという想定で行われ、大手コンビ二店の店員らが参加しました。

長崎県内では去年6月、松浦市のコンビ二エンスストアで男が店員らを襲い金を奪う事件が起きています。参加者らは、通報で駆け付けた警察官に犯人の人相や服装、逃げた車の特徴を伝える訓練を通して、強盗事件が起きた時の対処法を学びました。

警察官
「人間の記憶力は時間が経つにつれて薄れていきます。すぐにメモするとかですね、メモをしておけば、記憶でなく記録で間違いなく残ります」

訓練に参加したコンビニ店員
「訓練って分かってても、頭が真っ白になってできなかったんで、普段からみんなで対処方法を共有して、頭に入れておきたいなって思いました」