高騰する新米

長崎市の「ゆめタウン夢彩都」では、今月に入り新米が少しずつ入荷するようになりましたが、価格は高い状態が続いています。

「ゆめタウン夢彩都」加工食品売り場 山路樹大主任:
「500円から1,500円ほど値上がりが行われていますね。以前は1,980円ほどの値段だったのですが、今現在でしたら3,400円近くの米になりますね。だいたい5キロで言いますと」

米の供給が安定するまで、こちらの店では「1家族1袋まで」と購入制限を設けています。

「ゆめタウン夢彩都」加工食品売り場 山路樹大主任:
「できるだけ1人でも多くのお客様にお渡しすることができればと思って『数量制限』をさせていただいております。少しづつ新米の方が出てきておりますので、(入荷数は)復活傾向にはある形です」

【住】もう少しの間、我慢が必要なんですね。古米と新米の《はざかい期》に、新米がいつもより早く売れている状況だと、1年後にまた米不足になるのではないかと心配です。
【平】「長米」の立山社長によりますと、新米の収穫状況なども影響するため、「全く先は読めない」状況だということです。

【住】価格も随分上がっていますね。
【平】総務省の調査によりますと、今年9月、普段食卓に並ぶことが多い「うるち米(5kg)」の小売価格は、コシヒカリで前年同月比+42.2%の3,285円。コシヒカリ以外の銘柄の平均では前年同月比+44.1%の3,152円と値上がりしています。

「長米」は、長崎市内で「おにぎり屋」も展開していますが、お米の仕入れ価格が上がっても、おにぎりの価格は据え置きで頑張っているそうです。