長崎3区
区割り変更で佐世保市と北松浦郡に東彼杵郡と五島市、新上五島町を加えた長崎3区には、前職と元職、それに新人候補の3人が立候補しました。
長崎3区に立候補したのは、届け出順に日本維新の会・新人の井上翔一朗候補、自由民主党・前職の金子容三候補、立憲民主党・元職の末次精一候補の3人です。

日本維新の会・新人の井上候補は、今年4月に行われた旧長崎3区の補欠選挙に続いての立候補です。日本維新の会を有権者にとってのあらたな選択肢として位置づけ、政治の流れを変えることを訴えました。
井上候補:
「本当に、国政を国民目線の政治に変えることができるのはどこなのか、これを選ぶ選挙になると思います。皆様の現状、有権者目線、納税者目線の感覚をしっかりと国の政治に持ち込んでいく、そこを一生懸命頑張っていきたいと思います」
自由民主党前職の金子候補は東彼杵町で第一声をあげました。自民党の政治と金をめぐる問題について釈明した後、自公連立での政権運営の継続を訴えました。
金子候補:
「皆様方の政治に対する信頼をまず取り戻していく、そのための政治改革をこれからもしっかりと行っていく、断行して参ることを皆様方にまずお約束を申し上げます。情熱があります。必ず皆様方のために働いてまいります」
立憲民主党の末次候補は、自民党の政治運営を利権政治と批判したうえで、今回の選挙を自身の国政への最終決戦と位置づけ支持を訴えました。
末次候補:
「まさに利権の政治か、暮らしの政治か、金と権力にまみれた一部の人たちの淀んだ政治か、それとも皆様の声が届く開かれた政治にするのか、それを選択する選挙であると思います」
これまでの県内4選挙区から3選挙区に区割りが変更されて初めての総選挙となる今回の衆院選。政治と金をめぐる問題などを争点に12日間の選挙戦が行われ、27日に投開票が行われます。