西九州新幹線新大村駅の仕上げも最終段階です。
飲料メーカーの伊藤園が新幹線開業を祝い、31日、長崎県の新大村駅に桜を植樹しました。

ソメイヨシノが植えられたのは、来月23日の西九州新幹線の開業にあわせて運用開始となる新大村駅です。
開業を祝い、飲料メーカーの伊藤園が大村市に3本のソメイヨシノを贈呈しました。

伊藤園は2019年から「お~いお茶」の売り上げの一部を桜の保全活動に充てており長崎県内では3箇所目になります。

挨拶のなかで大村市の園田市長は「今回、植樹された東口は市内の中学生の人気投票でさくら口と名前を決めていた。さくらは大村市の花でもあり未来につながる」と話していました。


伊藤園 北九州地区 営業部 相原 進 部長:
「最高の場所ですし、桜を見て気持ちが安らいでもらえれば」
ソメイヨシノは来年の春には花を咲かせるということで、新幹線と桜の共演が見られそうです。


新大村駅は現在バスやタクシーが発着するロータリーの整備が進められていて、駅東側の開発事業では2024年秋の完成に向け、マンションや商業施設、公園の建設が予定されています。