長崎県営バスの運転手が乗務中、子会社の路線バスに対し、車間を詰めたり怒鳴りつけるなど、”あおり”ともとれる行為をしたとして、31日付けで、停職6か月の懲戒処分をうけました

長崎県交通局の会見:「申し訳ございませんでした」
懲戒処分となったのは県営バス矢上営業所の55歳の男性運転手です。


県交通局によりますと、この運転手は、ことし3月、諫早市飯盛町の県道で路線バスに乗務中、前を走っていた子会社にあたる長崎県央バスの路線バスに対し、2キロの区間で、6分間にわたり車間を詰めたり、ライトを点滅したりした他、バスから降りて運転手をどなりつけたものです。
男性運転手は「前のバスが、後続車に道を譲らないことに苛立って行った」と話しているということです。

男性運転手が運転していたバスに乗客はいませんでしたが、被害を受けた県央バスには2人の客が乗っていました
県交通局では、男性運転手が車間距離不保持の道路交通法違反を行うなど、『バスの運転手としてあるまじき行為』だとして、31日付けで停職6か月の懲戒処分としました。