原爆で、児童や教職員ら1400人あまりが犠牲となった長崎市の城山小学校では、9日朝、平和祈念式が行われました。


爆心地からおよそ500メートルの場所にある城山小学校では原爆投下の6年後から毎月9日に平和祈念式を開いていて、9日で876回目となりました。

式では、5年生が平和学習で学んだ、原爆投下後の惨状や世界の核兵器の保有数などを発表し、平和への誓いを述べました



(5年生の児童)

「原爆は私が思っていた以上に残酷で惨いと分かりました、戦争がすべて終わるまで平和を発信していきます」


式では、児童らが原爆犠牲者を追悼するとともに、平和の大切さを世界に呼びかけ続ける決意を新たにしていました。