日本一のお茶農家の挑戦
東彼杵町中尾郷で代々続くお茶農家の尾上和彦さんは、2017年に長崎県では初となる全国茶品評会農林水産大臣賞を受賞しました。

生産者 尾上和彦さん:
「自分も取れるとは思ってなくて電話があって受賞したというのをすごい鳥肌が立ってうれしい感じでしたね。全国的には全然知名度がなかったんですけど知名度を広めるためにどうにか日本一になろうということで東彼杵の生産者さん皆さん努力した結果ですね、ちょっとずつそれから「そのぎ茶」というのが知名度が上がってきたのかなと思ってます」
そのぎ茶は、一般的な細い針状の煎茶と違い、勾玉のような形状の「蒸し製玉緑茶」がほとんど。さわやかな香りや まろやかな味わいが特徴だと言われます。

これまでに2度日本一に輝いている尾上さんは、特に土づくりにこだわりを持っています。
生産者 尾上和彦さん:
「肥料も自分で作ってですね ボカシ肥料っていう1か月ぐらい発酵させて作る肥料があるんですけど 有機肥料って安心でもありますし旨味も出るっていう 思いながらやってるので」