愛され規格外!1日3千個売れるコロッケ

規格外のじゃがいもを使った「コロッケ」が、大人気となっている直売所があります。今年20周年を迎える長崎県諫早市飯盛町の直売所「フレッシュ251」。農家から規格外の農産物を買取り加工して販売しています。

フレッシュ251杉内エリカさん:
「少しコブができていたり、割れていたり、大きすぎたり小さすぎたり、そういったものが規格外になります。地元の人たちに地元の野菜を食べてもらうことを一番の目的に使っています」

規格外のじゃがいもは形や大きさがバラバラです。皮むきは機械でできず、全て手作業で手間がかかります。

しかし店にとっては比較的安く仕入れることができ、農家にとっては収入につながるメリットがあります。
コロッケにはジャガイモのほかにも規格外の人参や地元産の玉ねぎ、豚肉が使われていて、新鮮な地元野菜をたくさん使ったコロッケは、1日に2千~3千個売れる大人気商品に!

味も、そして1個約92円の値段も大好評で、農家も店も消費者も喜ぶ愛され規格外商品となりました。

お客さん:
「結構買います。ふっくらしててしっかり味もついているので子ども大好きです。規格外とは思えない美味しさです。」
「Qコロッケ好き?ーうん、好き!」

規格外のミニトマトを使ったピューレやドレッシング、焼肉ソースなども販売していて、今後はミニトマトのアイスクリームや酒も作る予定です。

フレッシュ251杉内エリカさん:
「農家の方が潤っていないと地域も潤わないと思うので、少しでも役に立てればいいかなと思っています」