難しく見える社会課題にも“できることはある”


主催したOne Young World長崎協議会は被爆80年を迎える来年以降も、このフォーラムを継続して開く予定です。

One Young World長崎協議会 調漸会長:
「長崎を拠点として平和を軸にした色んな取り組みが始まる第一歩だと思ってます」


フォーラムでのアイデアや出会いは原点。ここから次世代のリーダーたちの新たな挑戦が始まります。

長崎東高校 藤崎紫苑さん(3年):
「ものすごく難しく見えるような社会課題でも何かできることは思いつくだけでもあるんじゃないか」

長崎東高校 山本幹太さん(3年):
「自分でも何かできるんだなっていう未来への希望に繋がりました」

長崎大学大学院 平林千奈満さん(2年):
「なかなか長崎にいただけだと自分の価値観を広げられなかった。今回得た話や考え方を自分の伝え方として発揮できればなというふうに思います」


平和について向き合った4日間。長崎から世界へ、平和の実現に向けて動き出します。
取材して(久富美海アナウンサー)

今回、平和の実現に向けて《心の健康》のほかに《スマートフォンのアプリの活用》など、参加者が「こんな新しい視点があったのか」と驚いたり、納得したりする様子が印象的でした。
フォーラムで出たアイデアに対して、各国の企業から集まった社員の皆さんがアドバイスしていたりして、ここから《新しいビジネス》も生まれていくのではないかと感じました。
取材して(住吉光アナウンサー)

フォーラムの名前は平和を意味する《ピース》と起業家を意味する《アントレプレナー》を組み合わせた造語です。

フォーラムでは「平和をビジネスにしたい」という参加者の声を聞きました。私自身、これまで《平和》と《ビジネス》は結び付かなかったんですけれど、参加した大学生からは「平和の実現に向けて働いている方の声や、社会課題の解決をビジネスにしている人の生の話を聞けて刺激になった」との声がありました。
まさに長崎で《平和の種まき》が行われたフォーラムだと感じました。