“利用してもらう”ためのサービスを拡充

バス利用者の利便性を向上させるための、新しい取り組みも始まっています。

佐世保市の西肥バスは去年2月、現在のバスの運行状況がわかるスマートフォンアプリ「西肥バスナビ」と「スマートバス停」を県内で初めて導入しました。

県営バスと長崎バスも今年、同様のサービスをスタート。スマートフォンだけでなく、一部のバス亭では、現在地や遅延情報などをリアルタイムで確認できます。

利用者(70代):
「助かりますよ。見やすくて」
「遅れている時もあるので『遅れてないな』と思ったりとか、混雑情報とかすごく便利です」

利用者(70代):
「助かりますよ。私、目が悪いからね。《これまでの時刻表》を見たって分からないけど、《デジタルバス停》を見れば『あーあと何分ね』とか分かるから、だいぶ助かりますね」

利用者(50代):
「凄く便利になりました。《デジタルバス停》が正確で、もうすぐ来るなというのがすぐわかるので、とても便利で毎日見てます」

利用者(50代):
「本当にありがたいです。我々から見ると」

長崎自動車 自動車部 吉田弘和次長:
「バスを待っている間の不安であるとかイライラを解消すべく導入させていただいて、さらに利用していただければと」

さらに長崎バスでは、行先表示に《主要観光地》などを表示したり、乗り間違い防止のため、《通過したバス停名》は表示から消していくなどの工夫も始めました。

吉田次長:
「将来にわたってバス路線を維持していくためには、まずは皆さんにご利用いただくことが重要であり、必要と考えております。もっと身近な長崎バスを目指してサービス改善に努めていきたいと思っております」

【住】便数が減ると乗り過ごせないので、こうしたサービスがあると便利ですね。